鶴田謙二の冒険エレキテ島は必見!

最近読んで特に面白かったマンガは、鶴田謙二の「冒険エレキテ島」です。

あらすじをネタバレしない程度に紹介するとこんな感じになります。

みくらは祖父のブライアン・アメリアと共に飛行機を駆使して、大島と小笠原諸島の間に散らばった島々にお届けものをする仕事をしていました。

ある日祖父が亡くなったことによって、実家の両親からは本土へ戻ることを勧められます。

お葬式が終わってから遺品を整理していたみくらが見つけたのは、「エレキテ島所在地考察」と記された30年間にも及ぶ海上日誌です。

レーダーにも映らない蜃気楼の島で、過去にボートを出して乗り込んでいった人たちは皆戻ってきません。

海上に浮かべた愛機でただひたすらにチャンスを待ち続けていたみくらは、3日目に雲の下の鯨の群れを目撃します。飛行機を発信して向かった先には、驚くべき光景が待ち受けていたのでした。

読んで見ての個人的な感想は・・・

波止場に停留中のボートに腰掛けている初老の男性の頭上を何処かレトロなムードを漂わせる飛行機がギリギリ掠めていくオープニングが印象深かったです。

突如として愛する祖父を失って独りぼっちになってしまい、喪服を身に纏いながら港に佇んでいる後ろ姿からは一抹の哀愁を漂わせていました。

細身のスタイルであどけなさの残る表情を浮かべながらも、飛行機の操縦席へと乗り込んでいくヒロインのみくらが勇ましかったです。

可愛らしい相棒の黒猫エンデバー共に繰り広げられる、数多くの冒険と謎解きに引き込まれます。

海図には決して映ることのない蜃気楼の島「エレキテ島」への、大胆不敵な着陸を目指すシーンがスリリングでした。

チャールズ・リンドバーグやアメリア・エアハートに代表されるような、古今東西のパイロットに纏わるこぼれ話や薀蓄が満載になります。

海洋アドベンチャーに詳しい方や、飛行機での旅行がお好きな皆さんは是非手にとってみて下さい。

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